KH3:野村氏「開発エンジンの変更は大幅な遅延を招いた」「DLCに関する準備も」

アメリカで開催された「D23」における、野村氏のメディアインタビューより「GameSpot」の記事。野村氏は「時間が掛かり過ぎてる」と言われていた事への苦悩、経緯、そしてKH3における「ダウンロードコンテンツ」などに関しても触れています。
 
 

「キングダムハーツ3」が来るまで長い期間がかかった為、多くのスピンオフ・リメイク・再版にもかかわらず、ファンはソラや仲間たちとの新たな冒険を切望している。

「キングダムハーツ2」がPS2に登場してから12年が経っており、ディズニーの「D23 Expo」におけるグループインタビューにおいて、ゲームディレクターの野村哲也氏は、ここまで長くかかった理由について説明した。

(多くの人に”野村は時間がかかり過ぎる”と言われてる事について、苦しい胸の内を語る)野村氏は翻訳者を通じて語った「開発の1年後に、上層部によるUnreal Engine 4に切り替えが決定がされ、大幅な遅延を招いた。更にスクエニ内における、あるタイミングとリソースの問題もあった」

「外部のエンジン、Unreal Engine 4に変更する決議がありました」「エンジン変更の決議に伴い、残念だが少し時間を巻き戻さなければならなかったので、多少のつまづきもあったが、それは会社の決定でもあり不可避だった」

「プロジジェクト開始時に、コンテンツ制作の為の期間と計画を立て、様々な事から多くの人材を確保する必要があったので、本社に提出・承認を得たが、社内の人員は非常に限られており、また社内では様々なプロジェクトが進行していたので、残念ながらタイミングがあわず、会社にとって相応しい時期が来るまで待機する必要があった…決定は会社が下すので僕がコントロールする事は出来なかった」

彼は「キングダムハーツ3の現行開発スタッフに問題があって遅れているわけではない」と強調した。

「ちょうど社内でいくつか決定しなければならない事があり、それは狙っていた特定のタイミングの為上手くいかなかった」、「それは自分の手に負えるものではなく」彼は付け加えて「過去の事を意味します、手に負えなくなっていたと言う意味です」

D23で、野村はディズニーのビデオゲームパネルで、トイストーリーに基づくキングダムハーツ3の新しいワールドを発表するためにステージに上がりました。 野村は、これまで何年にも渡ってシリーズに追加したいと思っていたが、これまで機会に恵まれなかったと語った。

このシリーズの特徴的な戦闘は、これまでのトレーラーや出演で大きな役割を果たしており、そして、ゲームは他のどのシリーズよりも楽しくカオスティックに見えます。野村が大きな焦点を当てた主要な新システムは「キーブレードの変形」です。

各ワールド特有の仕組みもあって、トイストーリーのワールドではソラが巨大ロボの操縦が出来きます。ソラが戦闘中にロボに向かってジャンプすると、視点が一人称のカメラに変化する。彼らは、新しいタイプの飛躍的なゲームプレイへシフトする事を、ゲームのあらゆるワールドに何らかの形で取り込むことを望んでいた。

ゲームにおける様々なディズニー・テーマを与えられた世界、「トイ・ストーリー」は公開された最新のものですが、野村はプレーヤーが発見するサプライズとして隠していないと言いました。「ゲームが発売されるまで、どのワールドも隠しておいきたいとは思っていない。公開する準備が整えばその都度発表している」と、彼は言った「今の時代においては、DLCを通してコンテンツを後から内容を付け加えることも出来ますし、どのようなワールドでも隠す必要がありません」

(Q:KH3のDLCが既に決まっている?)
野村氏「まだ何も確定はしていないし、詳細を話す事もできないかとは思いますが… 「何か」を入れる調整は行っています、と言うのも後からシステム内ににDLC対応を追加する事は出来ないので対応の準備をするようにチームには伝えている

KH3は以前のシリーズよりワールドが少ないかもしれないが、各ワールドはより緻密で細部まで作り込まれている「これまでのシリーズより更に楽しんで作り込んだように思う」と野村は言った。

「KH3は現行のコンソール機での初のフルHDゲームで制作する為、多くの処理能力とリソースが必要になるため、要素が少ない複数の異なる小さなワールドより、一つのワールドに可能な限り多くの要素を詰め込みたいと思った」「1つのワールドに、多くのゲームプレイ要素と楽しを詰め込みたいと思ったのです」

「計画を全て達成する事が出来れば、完成した時に皆に満足して楽しんで貰えると確信しています」 彼は最後にそう言ってインタビューを終えた

 
 
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