本日発売「ニンテンドー ドリーム」に、「キャラクター」についての野村氏のインタビューが掲載されているとのことです。インタビューより「キャラクターを作るときに3Dキャラクターの完成系を頭の中に思い描いている」、「高校生の時に、美術の先生が天野喜孝さんの絵を見せて、”こういう方向性もいいんじゃないか?”と言ってくれた。数年後、天野さんの『ファイナルファンタジー』の絵を見つけて。なにか運命的なものを感じた」、「FF6企画中に、リアルタイプとデフォルメタイプの絵を両方を描いていた。その絵を坂口さんが見ていて、”横向きのキャラの元絵を野村に描いてもらおう”という話になった。その流れもあって、『FFVII』ではメインキャラクターの担当になった」、「キャラデザインには、1人のキャラの案を何枚も描かないタイプで、最初に描いたものをそのまま完成させる。自分は、1キャラに何パターンも描けるほどマジメではないので(笑)」、「いちばんお気に入りのキャラはやはり、ソラとクラウド」、「イラストの仕上げは自分と2人のアシスタントでやっている、線画・塗りなどの仕上げは必ず自分で行いますが、取り込んでノイズを消したり、下塗りなどの中間作業はアシスタントに指示して行ってもらっている」、「描いていた絵の方向性を変えたのは『TO-Y』の上條淳士さん。リアル寄りにデフォルメされた絵にかなりの衝撃を受けた」、「いちばん最初に好きになったのは『銀河鉄道999』のメーテル、もしくは「宇宙戦艦ヤマト」の森雪」、「大きく影響を受けたのは『スーパーマリオ64』、『KH』発想の原点。純粋にユーザーとしていちばん遊んだのは『鉄拳』シリーズ」、「ちょっと前までは『モンスターハンター』シリーズを遊んでいました。今は『バイオハザード5』」、「(最近、感動したこと)「ありふれた奇跡」ですかね。あの日常的な地味さかげんが好きで、毎週楽しみにしていた」など。野村氏の原点などが話されており、興味深いですね。
[The Light in Chaos]
ニンドリ 『キャラがみ』インタビュー内容