「電撃ゲームス Vol.13」より「The 3rd Birthday (T3B)」開発者インタビュー抜粋
・(現在の開発状況は?)田畑氏「開発度は85~90%でしょうか。全体像はほぼ出来上がっていて、現在は細かなシステムの詰めや調整とデバックをしています」
・(TGSの試遊版は製品版に近い仕様?)田畑氏「大まかなシステムはそうですね。ただTGSの試遊版には、あえて入れていないシステムもあるので、TGSでプレイした内容がすべてではありません。隠している部分はアヤ本来の強さにかかわる要素なのですが、詳細については今後の情報をお待ちください」
・(TGSの試遊は難易度高めに感じられました)田畑氏「アクションなので多少のやりごたえは必要ですが、試遊版ということで、あれでもかなり難易度を抑えたつもりです。でも、確かに時々出現する超強敵はやっかいですね。EP01や03に出現したリーパーという敵は”現在の装備では歯が立たないから逃げろ”と言われます。事実、ある武器でないと倒せない超強敵で、実際のゲーム中でも遭遇したら逃げるしかありません」
・(野村さんがデザインしたキャラは?)野村氏「自分が描いたのはアヤとイヴとハイド、あとはボス、それと未発表の数人ですね、最初はアヤとイヴだけでだけでいいかなと思っていたのですが、ハイドとボスの設定を見ていたら、気分でサクっと描いてしまいました。ただ、誰もが重要人物なので、別に自分が描いたキャラだから重要というわけではないですね」
・(出撃前に防具をチェンジ出来るとのことですが、その中にライトニングのコスチュームもある?)野村氏「はい。コスチュームチェンジすると、見た目が変わるだけでなく、アヤの声の調子も変化します。ほかにもコスチュームは数点用意しているのですが、そのすべてで声の調子を変えているので、声優さんのスゴさを感じられますよ」
・(ライトニングのコスチュームは、DdFFを買うと入手できるのでしょうか?)野村氏「いえ、とある方法で入手できますが、まだ秘密です。ライトニングのコスチュームもダメージを受けると破れていき、胸に隠されたルシの紋章が見えたりします。『FF13』でもしっかり見えなかった部分が、ここで披露されることになりますね」
・(その他のコスチュームはどうやって入手するのでしょうか?)田畑氏「詳細は言えませんが、プレイに応じて少しずつ開放されていく感じですね。ゲームをやり込めば、それだけの数が集まると考えてください」
・(ちなみに、シャワーシーンはどうなりますか?)田畑氏「野村が公式Twitteで触れましたが、今作でやるならこの表現を目指すというテストはしていますし、その方向とクオリティには、スタッフみなが手ごたえを得るところまできています。あとは、組み込み方に納得いく形を作れるかどうかです。結果はみなさん自身で確かめてみてください」
・野村氏「『パラサイト・イヴ2』のときにけっこう過激なシーンがあったと思いますが、あれはセクシー路線で行くと、当時のプロデューサーの強い指示があったからです。今回は、あのときの反響も考慮して、上品なセクシャル描写に仕上げています」